昨日開催されたプロセスフォーラムには、 多数の方にご参加いただきまして、 ありがとうございました。

最初のセッションで、 ITRの甲元様よりIT投資動向や、 BPMの市場動向についてお話いただきました。 その中で、感じたことを今回はご紹介します。   ITR「IT投資動向調査2011」の、 主要IT動向に対する重要度指数と実施率の変化を見てみると、 「ビジネスプロセスの可視化、最適化」の2010年の実施率は、16.4%、2013年の実施予想率は、57%であり、重要度指数は依然高く、関心度の高い項目です。   そして、 IT投資動向調査の重要投資項目の重要度指数の上位に以下の項目があり、
  • IT基盤の統合・再構築、
  • 法令対策・内部統制の強化
  • 情報・ナレッジの共有/再利用環境の整備
  • データ分析基盤の強化
あれ? やっぱり、そうか~と感じました。   これらは、ビジネスの構成要素そのものであったり、密接に関連しています。 ビジネスは、組織・役割、 制度・ルール、 製品・サービス、 ITインフラ、 データなどの要素で構成されており、それらをつなぐものがプロセスです。そのプロセスに着目し、最適化を継続的に実施する取り組みがビジネスプロセス管理(BPM)であり、 上記の項目を実施することに大きな関係があります。  これらは、BPMを行うことの動機にもなりますし、BPMの成果ともなりえるのではと考えるのです。    

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